モバイルキャプチャとは?
従業員が外出先で情報をキャプチャ、アクセス、処理できるようにします。
モバイルキャプチャとは?
モバイルキャプチャとは、モバイルデバイスを使用して移動中に情報をキャプチャ、アクセス、および処理することです。情報は、写真、文書、署名、フォームなど、さまざまな形式で取り込むことができます。
モバイルキャプチャは、大規模なモバイルコンテンツ管理サービスのコンポーネントで、時間的な制約があるアクションや承認を必要とする多数の現場で働く従業員とプロセスを持つ医療、金融サービス、保険などの組織にメリットをもたらします。
モバイルアクセスが今日の従業員にとって重要な理由
2023年までに、18億8000万人の労働者がモバイルワーカーになり、世界の労働力の43.3%を占めると推定されています。モバイルワーカーの増加と柔軟性に富んだ業務環境により、組織はモビリティルを企業のIT戦略の一部として検討するようになりました。
従業員は、エンタープライズモバイルソリューションを導入していない場合でも、現場またはオフィス外で作業しなければならない状況で、回避策を考案したり、サードパーティ製アプリケーションを使用したりする可能性があります。これは、ビジネス情報にセキュリティリスクをもたらします。
これらのセキュリティリスクは、従業員による次のような行動で発生します。
- 許可されていない変更や使用状況を管理者が追跡できないファイルをモバイルデバイスにダウンロードする
- 監視されていない環境で、盗難や改ざんの危険性が高い紙のフォームや文書を使用する
- 公共の場所でセキュリティ保護されていないインターネット接続にアクセスし、情報をシステムに同期させる
このようなセキュリティ上の脅威に直面している組織は、モバイルキャプチャ機能を備えたモバイルコンテンツ管理ソリューションのメリットを活用して、管理を強化できます。これにより、従業員が現場でセキュアに情報を収集してアクセスできるようになり、業務能力を損なうことがなくなります。
モバイルキャプチャソリューションには、次の3種類があります。
- イメージキャプチャ: ファイルやケース(案件)の証拠として写真を撮ります。
- 文書キャプチャ: 電話またはタブレットをスキャナとして使用し、完成した文書をキャプチャします。
- 情報キャプチャ: モバイルデバイスを使用してデジタルフォームに入力し、電子的に署名をキャプチャします。
モバイルコンテンツ管理のメリット
モバイルコンテンツ管理は、OnBaseエンタープライズコンテンツ管理プラットフォームの一部として利用できます。中核的なOnBaseプラットフォームと統合されていて、情報やプロセスへのアクセスをモバイルワーカーに拡張します。
モバイルコンテンツ管理により、次が可能になります。
- イメージ、文書、電子フォームなどの情報をモバイルデバイスからキャプチャします。
- モバイルデバイスから関連文書や情報にアクセスします。
- ネイティブのアプリケーションを使用せずに、OnBaseとの直接統合により、他の業務アプリケーションの情報を表示できます。
- 文書にメモや注釈を追加します。
- ワークフローの一部としてタスクと承認を完了し、情報を他のユーザーに転送してアクションを実行します。
- フォームの入力または主要なコンテンツをキャプチャしてプロセスを開始します。
- オフラインでもビジネスクリティカルなプロセスと情報のアップロードを継続します。その場合、インターネット接続が利用可能になると自動的に同期します。
- モバイルデバイスに自動的に適用される文書およびデータへのアクセス権と変更権をより詳細に設定します。
モバイルコンテンツ管理を使用すると、従業員はオフィスに戻ってファイルの処理やアップロードを行うまで待つ必要がありません。そのため、プロセスが停滞し業務の所要時間が長くなることはありません。これにより、業務目標をサポートするために効率的かつ生産的に作業できるようになります。
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